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2011/04/23

miwayama・かなしいときは つられてわらえ

数ヶ月前からの計画。

三輪山に登る。 数ヶ月じゃないな、一年前かな。もっとかな
いわちゃんと、ちこりがそれぞれ行ったことあって、すっごくよかったから一緒に行こう!てずっといってて、 暖かくなったらいこうねって、きめてた

ありゃ雨だ。

とにかく集合して遠足気分。
電車で気づけばもうあたりは田舎の風景。 なんだかとっても久しぶりな気がして、
最近、沈んでいたきもちが ぱ〜〜っとなった。
三輪山のある駅に着き、三輪だけに、三輪そうめんが有名で わたしたちはにゅうめんをたべた。 おいしかった! 雨で少しさむかったからあったまった。
そういうやさしい味がいちいち 私の沈んだ気持ちをひっぱってくれた。
もちろん二人の友達がそこにいるから。
大神神社へ。
なにやらパワースポットということで、結構参拝者がいた。
鳥居をくぐったらほんとに気持ちもすっとして、杜のにおいと 雨のにおいと
雨の音 砂利の感覚。深呼吸をした。
三輪山登山は結局雨がひどくなってきたので危ないねってことで 今回は断念。
神社だけでもすごくきもちがよかった。

参拝して、すてきなお守りかって、おみくじひいて 
じっと池にはねる雨音をきいて、霧のかかった山をみた。
それから展望台と書かれた矢印をたどっていったら まだ咲き残っていたしだれ桜。
わああああ と三人で言った。
薄いピンクと若いかわいい黄緑。



ウグイスの声をきいて こっそり姿をさがしたり、
遠くで聞こえるカエルの声もきいた。
うぐいすは いた。 かくれて ないていた。

じょうずにないていた。






とおくに大鳥居がみえた。 不思議な感じ。

ちかくでみたらたぶんほんとうにおおきいんだろうなあ。

雨だったけど、雨でよかった。

いわちゃんの傘に桜の花びらがついて きれいだった。


 わたしとちこりの傘には なにもついてなかったな。

いすのある休憩のとこで すわって しばらく雨をみた。

こんな雨をみてたのって いつぶりだろか。
そういうのもやっぱり必要だ。

雨をみて どう思うとかじゃなくて、
その時間が必要なんだなと思った。
すごく、行ってよかった。さそってくれてありがとう。

じっと、三人ともしゃべらなくても 話しているような時間が流れていた。
それがなんだか不思議。

大阪に帰ってきてからごはんたべながらおしゃべり。
わくわくするよな話と、おおお、、そうなんや〜〜 というような話と。
それから 話の中で私が すごく衝撃を受けたというか、まだ決着のしてないことが。
わたしは、自分はけっこう地に足のついた(という表現があってるかわからないけれど、)
すくなくとも ふわふわしてる感じではない と思っている。
思っていた。
それをいったら、いつも私が真剣に話してるときはうんうん、と聞いてくれるのに、
二人はめずらしく ええええ と大笑いした。
どうやら 私の思ってる私と みんなの思ってる私には大きな差があるみたいで。
私のことをあまり知らない人が言うなら いや私のことわかってないんだ!って思うけど、この二人はかなり近い友人で、彼女たちがそういうのだから、え!!!もしかしたら そうなのかもしれない と思い、 混乱した。
つられて笑った。混乱しながら。
自分の思ってる自分っていうのも ひどくあいまいなもので、まあ本当の自分なんてあってないようなものだから、いいんだけど、 
29年間自分はそうだと思い込んできたけど、外から見ると、そうやって見えてるのかな と思い、すこしおもしろいと思った。
どちらが良い、悪いっていう話ではなくて。
私は自分は沼から半分だけ顔をだして覗いているようなイメージだったから。
外からみたら 夢見る感じなんだって。へええ。
それはそれでなんだかいいな。

それにしても二人はかわいくってうっとりしちゃう。
良い日だったな。

沈んでいた気持ちにすこし日が差した。

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