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2011/09/13

ゆめ Träume

zehlendorfに映画館があるということは 何度か前を通ってしっていたけど、
先日ハイデが、そこでいま 黒澤明の「夢」やってるよ と教えてくれた。
そしてその映画館は、古くて小さいけど時々興味深い作品を上映しているよ すごくいい映画館だよ といっていた。
「夢」は 子供の時にテレビのロードショーで見た。
狐の嫁入り、おひなさまの映像が すごく衝撃的で ずっと覚えてた。
奇妙でなんか怖かいけど 何度も見たくなる という印象。
実際何回かビデオで見たことがあったとおもう。
それを大きなスクリーンで見られるということで これは行っとかなくては! と思い、
行って来た。ほんとはハイデが明日あいてる?ていってくれたけど 明日からは ほとんどバイトで帰りがおそいから無理だっていった。またこんど一緒に行こう。


映画館、すごくすてきだった!大きな画面がどーーんとあって その前に椅子。画面を見上げるんじゃなくて、椅子と同じ高さにしてある。
そしてはじっこにはなぜか グランドピアノがおいてあった。ときどきそういうイベントもするのかな。

ああ ここ何回も行きたい。

ドイツでそろそろ映画を見ようとおもってたけどまさかこんなミニシアターが初になるとは。
トイレ貸してくださいっていったら 違う建物の鍵わたされて そこにうちの映画館のトイレがあるからっていわれた。
でも はたらいてるおにいちゃんとお姉ちゃんはすっごくいい雰囲気のやさしい感じの人たちだった。
お客さんは ワイン(グラスワインをチケット売り場でうっている)やビールなんかを手に ゆったりすわって見る。(ところどころ机もある)
私は一番前の真ん中。

さて 映画は。

子供の頃は映像美に衝撃を受けた。もちろんいまみても 美しくてふしぎで ちょっとこわくて まさに 夢 だなというかんじだったけどちょっとまて
「赤富士」これは 富士山の裏にある原子力発電所が次々爆発するはなし。
これはすごく動揺した。
初めて津波の映像や福島の原発から煙が出てる映像を見たときに感じた動揺。
その他、鬼の話や、村のはなし。それらを見て 
今回は映像だけでなく中身にもおおきな衝撃をうけた。

ドイツ語吹き替えかもしれないっていわれたけど、 ドイツ語字幕がついてるだけだった。

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